水素発電とは何か? 安全性や市場成長率は? 水素自動車との仕組みの違いを理解する
https://www.sbbit.jp/article/cont1/35361

水素自動車(燃料電池車/FCV)は数年前、「究極のエコカー」と呼ばれ盛んにもてはやされた。水素と酸素を化学反応させる装置が「燃料電池」。
基本構造は、タンク内の水素と空気中の酸素を化学反応させた時に発生するエネルギーで電気を起こし、その電気でモーターを回して自動車を走らせる、というものだ。

この燃料電池は水素自動車以外に「定置型」と呼ばれるタイプが家庭やビル用のコージェネレーション(熱電併給)システムで利用されている。
東京都は2017年3月に東京五輪・パラリンピックの選手村に設置すると発表したが、出力は5台で最大200kW(キロワット)程度だ。