米国は以前は終身雇用で豊かな国でした。
しかし、日本や中国との競争により製造業など仕事が奪われてからは全ての人に仕事が行き渡らなくなったのです。
日本も同様に製造業が中国や東南アジアに移ってからは、所得の低いサービス業ばかりとなり貧しくなってます。(米国の後を追いかけてます)

※参考

「日本の失敗」を教訓にするしたたかな中国にどう対するか
11/20(金) 11:05配信 NEWS ポストセブン
https://news.yahoo.co.jp/articles/d64999b0a50a9dbbdb8f3514feac1b2018a21b74

中国は優秀な人材が経済を下支えしている。
たとえば、20年前の中国に英語を流暢に話せる一般市民はほとんどいなかったが、
その後、英語教育に力を入れてきたので、今では英語に堪能な人がそこら中にいる。

言うまでもなく、人材格差は国力の格差になる。
中国は、近代国家の“武器”は「人」だということで、21世紀の情報化社会で国際的に活躍できる人材の育成に最大限の力を注いでいるのだ。
20世紀の工業化社会時代の旧態依然とした教育をちまちまとマイナーチェンジしているだけの日本との差は広がる一方だ。

中国は経済規模でアメリカを追い越して2035年までに世界ナンバーワンの「最強国家」になる準備を多方面で計画的に着々と進めているのである。

そういう米中覇権争いの狭間で日本はどうすべきか? もちろん安全保障上は日米同盟を継続し、外交もアメリカに追従せざるを得ない。
それでも、中国という「世界の工場」と「巨大市場」が隣にあることは極めて重要だ。