このように、精神障害者は、幻聴が自覚できないと関係妄想も終わらず、関係妄想が終わらないから幻聴も自覚できない(疑いもしなくなる)、という悪循環に陥ってしまうのである。
そして精神障害者は、身の回りの ほとんど全てと言っていいほどのことについて、ストーカーやストーキングだと妄想してしまうのである。
(そのため、精神障害者は、たとえ相手が幼い子供であったとしても、「あの子供はストーカーだ」と妄想してしまうというような、非常に憂慮すべき状況になる場合もあるのである)