バイデン氏、首席補佐官に側近のロン・クレイン氏起用 ワシントン=園田耕司 2020年11月12日 10時49分

 バイデン次期大統領は11日、大統領首席補佐官にロン・クレイン氏(59)を
起用する方針を決めた。複数の米メディアが報じた。

 クレイン氏はバイデン氏が副大統領だった当時の副大統領首席補佐官。
クリントン政権のゴア副大統領の副大統領首席補佐官も務めている。
また、オバマ政権ではエボラ出血熱問題への対応も担った経験がある。

 大統領首席補佐官はホワイトハウススタッフを束ねる要職で、大統領に最も近い存在。
バイデン氏はまず自身の側近を登用することで、今後の人事に本格的に着手するとみられる。

 バイデン氏は10日の記者会見で、政権移行の準備を順調に進めていることを強調し、
26日の感謝祭までに新閣僚数人を発表したいという考えを示している。(ワシントン=園田耕司)

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