第1次大戦関連式典で爆弾攻撃、数人負傷 欧州外交官ら出席 サウジ 2020年11月11日 21:19
発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ サウジアラビア 中東・北アフリカ ]

【11月11日 AFP】(更新)サウジアラビアのジッダ(Jeddah)で11日、
イスラム教徒以外のための墓地で行われ、
欧州の外交官らが出席していた第1次世界大戦(World War I)の終結記念式典で
爆弾攻撃があり、数人が負傷した。フランス外務省が発表した。

 同省は「けさ、ジッダにあるイスラム教徒以外のための墓地で、
毎年開かれている第1次大戦終結記念式典が執り行われ、
フランスをはじめ複数の国の領事が出席していた。
この式典が、即席爆発装置(IED)を用いた攻撃の標的となり、数人が負傷した」と明かした上で、
「フランスはこの卑劣で正当化しようのない攻撃を強く非難する」と表明した。

 ジッダでは先月、サウジアラビア人がフランス領事館を襲い、刃物で警備員を負傷させる事件が発生。
これは南仏ニース(Nice)の教会で、男が3人を刺殺したのと同じ日だった。

 11月11日は第1次大戦の終結記念日。
フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領も、パリで開かれた記念式典に出席した。

 マクロン大統領は、襲撃事件が相次いでいることを受け、
イスラム過激派に立ち向かうと宣言し、イスラム世界の大部分から激しい反発を呼んでいる。(c)AFP

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