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AFP通信版。

米大統領選、結果への異議は「権利の範囲内」 共和党マコネル氏
2020年11月10日 10:32 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【11月10日 AFP】米共和党のミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務は9日、
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領には複数の州で大統領選の結果に
異議を唱える権利があり、有効票の審査によって民主主義が損なわれることはないとの考えを示した。

 マコネル氏は、民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領が大統領選で
当選を確実にした後初めて開かれた議会で、「トランプ大統領が不正行為があったとの主張について
調査し、法的な選択肢について検討するのは、100%彼の権利の範囲にある」と述べた。

米メディアが7日にバイデン氏が当選に必要な270人を上回る少なくとも279人の選挙人を
獲得したと報じたにもかかわらず、トランプ氏は、大統領選はまだ終わっていないと主張し、
共和党の議員らはトランプ氏に敗北を認めないよう求めている。

 ホワイトハウス(White House)は、開票がほぼ完了した時点でバイデン氏が
4万4930票(0.67ポイント)リードしている激戦州ペンシルベニアなど幾つかの州で法廷闘争を開始した。

 マコネル氏は、「民主党が(大きな不正行為が)なかったと自信があるなら、
新たな有効票の審査を恐れる理由はないはずだ」 「大統領が求めた数件の法的な審査が
わが国の終わりを告げるということなどあるわけがないと言えば十分だろう」と述べた。

 複数の州の選挙管理委員会や共和・民主両党は、今回の選挙で
大規模な選挙違反や不正行為があったという信頼に足る証拠はないとしている。(c)AFP

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