みずほがデータ販売開始へ 邦銀初、お金の動きを把握
2020/11/9 21:22 (JST) 11/9 21:23 (JST)updated 一般社団法人共同通信社

 みずほ銀行の藤原弘治頭取が9日までに共同通信のインタビューに応じ、
年代や居住地域といった属性ごとの消費行動などに関するデータを
企業に販売する事業を10日から始めると明らかにした。
「お金の動き」を把握できるデータとして、出店先を探す飲食チェーンなどによる活用を想定している。
みずほによると、同種の事業は邦銀初。

 預金者の入出金や決済の記録に加え、
年収や家賃といったさまざまな情報を匿名化し、年代や地域別のデータとして加工。
外部の統計とも組み合わせて企業に提供し、戦略の助言も行う。
データにはクレジットカードの利用履歴も含まれる。5月の法改正で可能となった。

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