https://jp.wsj.com/articles/SB12568854467051094782604587101730722255316
バイデン氏の対北政策、伝統的手法に回帰へ
米本土への攻撃能力を示した北朝鮮と発足当初から対峙する初の米政権
By Andrew Jeong 2020 年 11 月 16 日 16:27 JST

【ソウル】米大統領選で当選を確実にしたジョー・バイデン前副大統領は、北朝鮮との
交渉で従来型アプローチに回帰する見通しだ。すなわち圧力を織り交ぜながら、同氏の
言う「原則に基づく外交」を進めることになる。

同氏にとって中核的な問題は、米歴代政権を悩ませた厄介な外交課題でいかに目立った
成果を上げられるかだろう。バラク・オバマ前大統領は8年間翻弄(ほんろう)され、
ドナルド・トランプ現大統領は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と3度に
わたって首脳会談に臨んだ。

北朝鮮が保有する兵器は今やかつてないほど先進的なレベルに達している。バイデン氏
は、北朝鮮が米本土を射程に収めるミサイルの保有をみせつけたあとに就任する初の米
大統領となる見通しだ(ry