9月の景気動向指数が出ております。

 9 月のCI(速報値・平成 27(2015)年=100)は、先行指数:92.9、一致指数:80.8、遅行指数:92.2 となった(注)。
 先行指数は、前月と比較して 4.4 ポイント上昇し、4 か月連続の上昇となった。
 3 か月後方移動平均は 3.00 ポイント上昇し、3 か月連続の上昇となった。7 か月後方移動平均は 0.24 ポイント上昇し、33 か月ぶりの上昇となった。
 一致指数は、前月と比較して 1.4 ポイント上昇し、4 か月連続の上昇となった。
 3 か月後方移動平均は 2.06 ポイント上昇し、2 か月連続の上昇となった。7 か月後方移動平均は 1.93 ポイント下降し、23 か月連続の下降となった。
 遅行指数は、前月と比較して 0.9 ポイント上昇し、3 か月ぶりの上昇となった。
 3 か月後方移動平均は 0.30 ポイント下降し、13 か月連続の下降となった。7 か月後方移動平均は 1.26 ポイント下降し、14 か月連続の下降となった。
 https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/preliminary1.pdf
 
 これが9月の数値で、先行指数であります株価(東証株価指数)がアメリカ大統領選後の最高値を現在出しているため、先行指数は今後も上がると
思われますが、遅行指数である完全失業率・設備投資などが振るわず(サービス業の産業活動指数も悪いんだが)国民経済への実感としては、さらに
もうちょっと遅れると思われます。 
 
 何が言いたいかって話ですが、年末年始に本当に解散総選挙を打つなら、その辺りの対策を見ないとかなり痛い目を見ます。