ブラジル、中国製新型コロナワクチン治験中断 有害事象発生
11/10(火) 12:27配信 AFPBB News
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ab9f4d57be374f2ab905f74400bdb1cd510210

ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は9日、国内で行われている中国の製薬会社シノバック・バイオテック(Sinovac Biotech)が開発した
新型コロナウイルスワクチンの第3相臨床試験(治験)について、ボランティアの被験者に「有害事象」が起きたため一時中断したと発表した。
このワクチンは開発がもっとも進んでいるワクチン候補の一つだったが、大きな打撃だ。

ANVISAは、先月29日に「深刻な有害事象が起きたため、『CoronaVac』ワクチンの臨床試験を中断させると決定した」としている。

ANVISAは個人情報保護の規定に基づき、何が起きたか詳細は明かせないとしている。

だが、こういった有害事象には被験者の死や、死に至る可能性のある副作用、深刻な障害、入院、
被験者の子どもの先天異常やその他の「医学的に深刻な事象」が含まれると説明した。