大ヒット中の『鬼滅の刃』は日本のGDPにも貢献か
11/7(土) 7:27
https://news.yahoo.co.jp/byline/kubotahiroyuki/20201107-00206751/

2日の衆院予算委員会で、菅首相は「私も『全集中の呼吸』で答弁させていただく」と発言した。
『全集中の呼吸』と聞いてピンときた人は多かったであろう。人気アニメ「鬼滅の刃」の台詞を引用したものである。

この映画の興行収入は公開から17日間で157億円を突破し、歴代の興行収入ランキングでは、2009年公開のアバターの約156億円を超え、歴代10位となった。

「大ヒットするアニメ映画、鬼滅の刃は、内閣府が12月に予定する約5年に1度の基準改定で国内総生産(GDP)にもっと貢献することになる。
映画などの娯楽作品の原本を資本とみなし、民間設備投資にカウントするように推計方法を変えるためだ」と2日付の日経新聞電子版が報じた。
「鬼滅の刃」と同じ少年ジャンプ出身の「ナルト」や「ドラゴンボール」などは欧州などでも人気が高い。

「鬼滅の刃」の舞台は大正時代となっている。この設定が生きていたのかもしれない、そして物語の背景には「古事記」のなかの日本の神話も絡んでいるともされている。
これがどの程度、海外に受け入れられるかはわからないが、GDPに寄与するほどの世界的にヒットするポテンシャルは秘めているのではないかと感じた。