>>766
(続き)
> 菅総理が長期政権を狙うと安倍前総理の思惑は外れる。菅総理は安倍前総理の「敵」になる。
>「安倍政治の継承」を掲げて来年9月までやってくれればそれだけで良い。
>ところが菅総理は脱炭素社会の実現など長期政権を意識した行動に出た。
> 安倍前総理の力の源泉は98名という自民党最大派閥である。第二派閥の麻生派と合わせれば154名で
>自民党議員の4割を占める。これを維持するのに選挙はない方が良い。
> 一方の菅総理と二階幹事長から見れば、自分たちが公認権を持っている内に選挙をやれば味方を増やすことができる。
>菅総理が就任翌日、真っ先に会食した相手が政治家でも学者でも官僚でもなく民間の選挙プランナーだったことは、
>私に菅総理の選挙に対する並々ならぬ関心の高さをうかがわせた。
> 二階幹事長は「解散は何度でもやる」と公言し、選挙に意欲を見せている。
>しかし菅総理は安倍前総理が選挙をやらせたくないことを知っているから、選挙に慎重な構えを見せている。
>「まずは仕事をする」と言うが、一方では仕事を早く仕上げさせようともしている。
> また野党が不信任案を出せばそれが解散の大義になる。6名拒否がどこまで支持率を下げさせるか分からないが、
>そこそこで下げ止まり、それでも野党が不信任案を出せば解散の可能性はあると思う。
>私が6名拒否は野党に不信任案を出させ解散に持ち込む策略ではないかとブログに書いたのは、
>そうした可能性を感じたからだ。
> とにかく私の目から見ると、安倍前総理と菅総理は解散・総選挙を巡って火花を散らしている。
>そして安倍前総理によって解散をさせないための地雷が各所に埋め込まれているように見える。
>その一つが10月17日に行われた中曽根元総理の合同葬である。この日程が決められたことで
>10月25日投開票の総選挙は幻と消えた。
> コロナ禍で延期された合同葬をコロナが収束していないのにこの日に決めたのは誰か。
>安倍政権下であるから安倍前総理の側が決めた可能性がある。
>しかし菅総理は官房長官であったからそれに関与したと見られなくもない。そこの見極めが難しい。
> それと同じなのが日本学術会議の6名拒否問題だ。分かってきたことは第二次安倍政権が始まった頃から、
>右派の中に日本学術会議批判が高まってきたことだ。学術会議がGHQの指導下で日本弱体化計画の一つとして
>作られたことに右派は反発している。
>学術会議が軍事研究への非協力声明を出したことがやり玉に挙げられている。

(続く)