【大阪都構想】維新・公明会見 2度目の正直か早くも熱気 2020.11.1 21:17

 大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する「大阪都構想」の2度目の住民投票は
11月1日午後8時に投票が締め切られ、開票作業がスタートした。
推進派の大阪維新の会と公明党が合同会見を予定する大阪市内のホテルの会場には、
すでに集まった多くの報道陣で熱気に満ち、結果を待ちわびて落ち着かない雰囲気に包まれている。

 賛否は拮抗(きっこう)しているとみられ、大勢が判明するのは深夜になる見通し。
会見場に用意された約100席は詰めかけた報道陣で早々と埋まり、
20台以上のテレビカメラが、会場正面に用意された会見席に向けられている。

 午後8時すぎ、会場に設置されたモニターに賛否がほぼ同数の出口調査の結果が映しだされると、
報道陣や維新関係者からは「おおっ」「分からないな…」と驚きの声や大きなため息が上がった。

 会見には維新代表の松井一郎・大阪市長と、維新代表代行の吉村洋文・大阪府知事のほか、
公明党府本部の佐藤茂樹代表らが出席する予定。
否決に終わった前回住民投票から5年。政治力で2度目の挑戦にこぎ着けた
松井、吉村両氏が、「最後の審判」とする今回の住民投票で、
市民は大阪の将来像をどう判断したのか。そして2人は何を語るのか。
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 Webサイト産経ニュースでは、維新と公明の合同記者会見の詳報を予定しています。

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