超越した存在「党主席」ポスト復活か…毛沢東独裁の反省で1982年に廃止 2020/10/28 22:17

 【北京=比嘉清太】シンガポールの英字紙「ストレーツ・タイムズ」(電子版)は27日、
中国共産党が2022年の第20回党大会で、党内で超越した存在である党主席ポストを復活させ、
習近平総書記(国家主席)が就任する見通しだと伝えた。
党指導部に近い複数の関係者の話としている。
党主席は、建国の指導者、毛沢東による独裁への反省から1982年に廃止された。

 ストレーツ・タイムズ紙によると、北京で開催中の
第19期中央委員会第5回総会(5中総会)で党主席の復活が大筋で了承され、
22年に公表される見込みという。
また、1〜3人の副主席も置き、現在の最高指導部メンバーである
党政治局常務委員(現行7人)は5人か3人に減らす方向だという。

ttps://www.yomiuri.co.jp/world/20201028-OYT1T50264/