中国共産主義青年団(共青団)「朝鮮戦争は北の侵略ではない、内戦である」と主張。
外交部報道官も「南北双方の間に発生したもので内戦に属する」 聯合ニュース(朝鮮語版)報道。
ttps://www.yna.co.kr/view/AKR20201027134652083

共青団のweibo公式アカウントで質問に答える形で
「朝鮮戦争は、北朝鮮が韓国を侵略したのだろうか?」という問いに「そうではない」と回答。
「当時、北朝鮮と韓国はお互いに朝鮮半島全体の主権があると主張、これは一国の内戦」と述べ、
続いて「双方の間に軍事的摩擦が頻繁に発生し、その後戦争が勃発した」と説明した。

実際の画像。
ttps://img8.yna.co.kr/etc/inner/KR/2020/10/27/AKR20201027134652083_01_i_P4.jpg

中国外交部報道官も聯合ニュースが「朝鮮戦争は南侵ではない」という
共青団の主張に同意するか否か尋ねると、直接的な回答はなかったものの、
「戦争は本来、朝鮮半島で南北双方の間に発生したもので内戦に属する」と述べた。
南侵を認めも否認もせず戦争を誰が起こしたのかは別に置いて、「内戦」を強調する主張だ。

先に習近平中国国家主席は、23日に「抗米援朝」70周年記念演説で
抗米援朝戦争を「米国帝国主義の侵略」と称し、韓国と米国の反発を買った。
米国務省報道官は24日Twitterで朝鮮戦争は、
中国を背後においた北朝鮮の南侵であることを明らかにした後、
「自由主義陣営が(北朝鮮軍)と戦うとき、中国共産党は数十万人の兵士を送った」とした。

中国外交部報道官はこれに対し、「米国側の言及は事実と異なり、完全な偽り」と反論。
朝鮮戦争は内戦として開始されたが、アメリカの介入で戦争の性質が変化したと述べ、
「抗米援朝戦争と朝鮮戦争は関連があるが、同じ概念ではない」と主張した。