朝鮮出兵でそいだ耳や鼻、耳塚で供養 「不条理な死、手厚く鎮魂」
2020/10/24 18:18 (JST) 10/24 19:30 (JST)updated 株式会社京都新聞社

 豊臣秀吉の朝鮮出兵による犠牲者を鎮魂・供養する式を、
「京都から世界に平和を広める会」が、京都市東山区の耳塚で催した。

 16世紀末に朝鮮半島へ侵攻した秀吉配下の武将は軍民の耳や鼻を持ち帰り、塚に埋めた。

 塚に立つ石塔の下で会長(76)は「不条理な死を余儀なくされた無念の魂は
手厚く鎮魂・供養されねばならない。韓国や北朝鮮の人たちの共感を得て、
友好関係につながることを期待する」とあいさつした。駐大阪大韓民国総領事館韓国文化院や
在日本朝鮮人総連合会京都府本部関係者と会長は並んで献花し、日本人僧侶が読経した。
ttps://this.kiji.is/692666994675287137


京都から世界に平和を広める会
ttps://kyotoheiwa.com/
>京都から世界に平和を広める会 代表小椋正恵からのご挨拶
>私は京都に在住する一婦人です。
>いまから4年ほど前に知り合いの在日韓国人の友人から誘われて
>京都の東山区にある耳鼻塚の供養式に参加しました。そして驚きました。
>戦国時代の英雄である豊臣秀吉が朝鮮戦争に出兵をして
>朝鮮人の耳鼻を戦利品としてそぎ落とし、ここに埋めていたことを。
>何百年の時を経た歴史の中で私共が住んでいる地でこんな残酷な事をしていたのです。
>そしてその耳鼻塚が埋葬されている場所が京都市に遺跡として現存しているのです。
>韓国の方たちが供養をされるのは当然です。
>しかし、日本人こそ率先して供養しなければいけないと思いました。
>魂の鎮魂は、どの国でも、いつの世も、誰もが否定できない人間としてのつとめです。
>私はこれから日本人の手で供養を行おうと考えて立ち上がりました。
>その行動に共鳴して何人かの人たちが集まり、そして出来たのが
>「京都から平和を世界に広める会」(略称:京都平和会)です。