習氏「世界の中国経済依存高めよ」…制裁発動に対抗、共産党会議で指示
11/1(日) 21:55配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/13283706cf095c0d11692dd5592dec71555b46ac

【北京=比嘉清太】中国の習近平(シージンピン)国家主席が、今年4月に開かれた共産党内の会議で、
国際社会の経済面での中国依存を高め、外国による部品などの供給停止に対抗できる「強力な抑止力」を持つように指示していたことが明らかになった。
1日発行の党理論誌「求是」が、習氏による会議での演説の全内容を伝えた。

習氏は演説で、世界のサプライチェーン(供給網)などを巡り、「我が国への依存関係を強め、(中国に)供給を停止する外国への強力な反撃・抑止力を形成しなければならない」と主張した。
「奥の手となる技術を磨かなければならない」とも語り、通信設備や電力施設などの分野を重視する考えを示した。

※参考
アジア全体の電力をつなぐ「スーパーグリッド構想」--孫正義氏が語る
https://japan.cnet.com/article/35007321/
将来的にはアジア全体を送電線でつなぐ「アジアスーパーグリッド構想」も考えているという。
(中国、ロシア、韓国など)アジア諸国をつなぐことで、国ごとに異なる電気料金を適正な価格にできると説明。