※女性作者が描く物語ですから優しい世界に決まってますよ。男性だと半沢直樹みたいな倍返しで攻撃的なストーリ展開なのでしょうけどね・・・私は半沢直樹はみませんので。趣味に合わないというか・・・

『鬼滅の刃』描く“優しい世界”、ストレス社会の大人癒した
10/30(金) 16:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc38dce27d828b55394091f790fc2ae1d5cc649a

炭治郎と禰豆子の兄妹愛や、個性的な仲間たちとの友情、鬼たちとの手に汗握る戦いなどが視聴者の支持を集め、
いまや子供から大人まで幅広い世代がハマる国民的アニメ作品となった。

物語の内容にもヒットの理由がある。それは今作が、悪役を“単なる悪役”として終わらせない物語である点だ。
これまでのアニメ映画は、子供が見ても楽しめるよう物語の展開を分かりやすくするため、悪は悪、正義は正義、という対立の構図がほとんどだった。
だが今作は、登場する鬼(=悪役)の苦しみや悲しみに寄り添い、認める優しさが表現されている。
家族を惨殺されたにもかかわらず、「鬼もかつては同じ人間だった」と口にする炭治郎からは、
物事の本質(本当の悪は何か)を見極め、他者を受け入れる優しさと強さが表現されているように思う。

ストレス社会で心をすり減らし、気付けば精神を病む人が増えている昨今、
この作品のそうした“優しい世界”が疲れた大人を癒した側面もあったのではないだろうか。
また、現代は「多様性」が求められる時代。「他者を受け入れる」というメッセージは、時代性にマッチした作品とも言える。
作品を見た多くの人が、炭治郎のように自分の正義を押し付けず、 相手の立場に立って物事を見ることの出来る強く優しい人間になりたい、そう思ったのではないだろうか。