戦前は、中国ではなくロシアが南下政策をとっていて、ロシア帝国が領土の拡大を目指して南方へ進出(侵略)する時代でした。まとめると、

・ロシアの南下政策18世紀から20世紀初頭の、ロシア帝国の黒海方面、バルカン半島および中央アジア、東アジアで勢力を南下させ拡大する動き。(この3つの動きが歴史学習のポイントなります)

・具体的には、バルカン半島方面だと、オスマン帝国は弱体化に目を付けたロシアは次々と領有していた地域に進出してきました。(黒海→ボスフォラス海峡→ダーダネルス海峡→エーゲ海→地中海)

・また、南下するロシアに対して、ヨーロッパの各国はなんとかしてこれを阻止しようとします。(クリミア戦争 、エジプト・トルコ戦争、露土戦争)