「令和」改元は無効の訴え、東京地裁が却下「国民の権利や利益に影響しない」 2020/10/05 21:07

 元号制度は「天皇による時間の支配」にあたり、国民主権を定めた憲法に違反するとして、
東京都在住のジャーナリストら3人が国を相手取り、
元号制の差し止めと「令和」への改元は無効だと確認することを求めた訴訟で、
東京地裁は5日、訴えを却下する判決を言い渡した。古田孝夫裁判長は
「元号は年の表示方法の一つにすぎず、元号が制定されても国民の権利や利益に影響しない」と述べた。

 原告は、行政機関が公文書で元号の使用が義務づけられているとして
「西暦を使う人でも、絶えず元号の使用を強いられる」などと主張したが、
判決は「国民は元号の使用を強制されておらず、西暦と自由に使い分けることができる」と指摘した。
ttps://www.yomiuri.co.jp/national/20201005-OYT1T50182/

>東京都在住のジャーナリストら3人
多分この人達。

「令和」に待った! 矢崎泰久さんら元号差し止め求め提訴 週刊金曜日オンライン
岩本太郎|2019年4月15日10:48AM
ttp://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2019/04/15/antena-455/

>原告は本誌でもお馴染みの矢崎泰久さん(86歳)と弁護士の山根二郎さん(82歳)、
>会社役員で元国家公務員の北原賢一さん(70歳)の3人。

>提訴後に行なわれた記者会見で、山根さんはまず「元号の制定は国民が個々に有する
>『連続した時間』を切断・破壊するものだ」と切り出した。すなわち、国民は西暦を時間の尺度とする
>「世界史の時間」に自分の個人史の時間を重ね合わせて生きている。
>元号の制定はこれを「天皇在位の時間」に閉じ込めてしまうものであり、
>それは日本国憲法第13条が保障する個人の尊厳を侵害するとの主張である。
>世界中で日本にしか残ってないとされる元号制によって自己存在の根源をなす
>時間の意識を損なうことはアイデンティティ(自己同一性)を基底とする人格権への重大な侵害である、と。