JNN世論調査、菅内閣の支持率70.7% 5日 1時54分

 最新のJNNの世論調査で、先月発足した菅内閣の支持率が7割に達したことがわかりました。
一方、菅総理が日本学術会議の会員候補の学者6人の任命を見送ったことについては、
51%の人が「妥当ではない」と答えています。

 菅内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より8.3ポイント上昇し、70.7%でした。
一方、支持できないという人は12.0ポイント減って24.2%でした。調査方法が違うので
単純に比較はできませんが、政権発足時の支持率としては1994年以降で4番目の高さです。

 菅内閣の目玉政策を担当する新閣僚2人について期待するか聞きました。
河野行政改革担当大臣に「期待する」人は63%、
平井デジタル改革担当大臣に「期待する」人は47%で、それぞれ「期待しない」を上回りました。

 菅内閣が打ち出した「不妊治療の保険適用拡大」について、「期待する」と答えた人は73%でした。
「携帯料金の4割程度引き下げ」については、「期待する」が83%に達しています。

 菅総理が、日本学術会議の会員候補となっていた学者6人の任命を見送ったことについて聞きました。
任命見送りが「妥当だ」と答えた人は24%にとどまり、「妥当ではない」が51%に達しています。

 東京が追加され、対象が全国へと拡大した政府の観光振興策「GoToトラベルキャンペーン」については、
「使いたい」が48%の一方で、「使いたくない」が43%と拮抗しました。

 衆議院の解散総選挙はいつ行うのが良いか尋ねたところ、「任期満了まで行う必要はない」が
もっとも多く51%、ついで「来年前半」、「来年後半」の順で、「今年中」と答えた人は8%にとどまりました。

 野党再編後、初めての世論調査でしたが、
立憲民主党と国民民主党の支持率はそれぞれ4.5%、0.4%でした。

ttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4094243.html