じゃけん、あんたらアカヒ系列は築地から移転し、アベガーを辞めないと駄目では(真顔

縦割り弊害の典型「リニア問題」/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009290000062.html

★これからの生活、つまりコロナ禍での新しい生活ならぬ価値観はもうイデオロギーでは区別できない時代に
なったのではないか。国民は社会や国のかたちに理想や住みやすさ、生活しやすさを求めていくのではないか。
例えばリモートでの仕事のかたちが進化すれば東京に住む必要がなくなる。東京をセカンドハウスにして
全国に移住したり、足場を各地に複数持つ生活が普通になる場合もあるし、そもそも金融機関などが好む転勤や
単身赴任などという労働力の効果的活用とは思えない人事が減るかもしれない。

★霞が関ではハンコをなくせと大騒ぎだ。だが首相や担当相がそんな号令を掛けなくともできたことではないか。
問題はその先のペーパーレス化だ。紙を伴わない仕事は良い面が多いものの、文書の隠ぺい・改ざんも容易に
なりかねない。書類に決済のハンコはそれなりの役割もあるだろうが、組織ぐるみで隠ぺいが可能になると、
その管理に新たな法律が必要かもしれない。本来、隠ぺい・改ざんは法律がなくてもあってはならないが、
組織は個人の気持ちを大きくさせる。

★首相・菅義偉は役所の縦割りの弊害打破を言うが、国交省の鉄道局とJR東海が地方自治体をなめてかかった結果、
どうにもならなくなっているのがリニア問題だ。静岡県は水問題に不安を抱えているが鉄道局だけで何とか
押し込もうとしたが、県は早くから同省の河川局や環境省の介入を求めている。まさに縦割りの弊害の典型だが、
この時代にリニアが必要かという議論や、止めたらどうかという議論が役所や官邸から出てこない。
ハンコの規模と違うというかもしれないが、不要になったら犠牲を払ってもやめるのが改革ではないのか。
この答えは国会で議論しないと答えないのか。(K)※敬称略