効いているようです。

社説[知事・沖縄相会談]振興のゆがみ正す時だ
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/b1b105e69e56c29038051bb46b1e0cb6bb64e7e0

基地と振興という二つの「沖縄案件」は本来、別々の政策課題であるが、菅氏は二つをリンクさせ、
アメとムチを巧妙に使い分けることで新基地に反対する県をけん制し、沖縄内部の分断を図った。

 その手法が踏襲されることになれば、沖縄振興はますますゆがむ。

■ ■
安倍政権時代、沖縄基地負担軽減担当相だった菅氏の主導で、振興策に「政治の意思」が持ち込まれるようになった。
一括交付金を大幅に減額しただけではない。県を通さず国から市町村に直接、予算を流す特定事業推進費を新設し、
県と市町村の関係にくさびを打ち込んだ。
基地政策に理解を示す自治体には手厚い予算措置を講じ、反対する自治体に対しては予算を削ったり、事業の
採択を遅らせたりして厳しく対処する。

非常に危ういのは、本土でも県内でも、こうした「論理」を当然のように受け止める風潮が広がりつつあることだ。
県民投票によって民意が示されたにもかかわらず、基地政策を受け入れなければ振興策で政府の支援が
得られないというのは、差別以外のなにものでもない。