「官邸は与党との調整の仕方知らないのか」…臨時国会の召集日、26日にずれ込む見通し
10/3(土) 19:11配信 読売新聞オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/b111003540fff8608db50f7bfe4c32f514d6b7bc

菅首相が就任後初の所信表明演説を行う臨時国会の召集日が、当初調整していた23日から26日にずれ込む見通しとなったことを巡り、首相官邸と与党の連携不足が露呈した。今後にしこりを残しそうだ。
国会の日程は通常、官房副長官と与党の国会対策委員長の間で調整する。特に首相の外遊は国会の審議日程に大きく影響するため、政府側が早めに与党に連絡する必要がある。

ところが自民党国対幹部は今回、「坂井学官房副長官から、10月中旬に首相が東南アジアを歴訪するという事前の連絡がなかった」と語る。
自民党の森山裕国会対策委員長は9月30日、立憲民主党の安住淳国対委員長に当初予定通りに10月23日に召集する案をいったん伝えたが、
官邸が同日、「首相の外遊日程があり、召集日を26日にしてほしい」と要請し、急きょ方針転換を迫られた。

菅内閣がスタートした直後のドタバタに、自民、公明両党からは「与党との調整の仕方を知らないのではないか」(自民党国対幹部)と不満の声が出ている。