「河野洋平」が忠誠を誓う中国の暗部を公表した「河野太郎」国家公安委員長
週刊新潮 2014年11月19日号掲載

洋平氏は、その中国ベッタリの姿勢であまりに知られた存在。ジャーナリストの山際澄夫氏の話。

「何より有名なのは、“台湾の土を踏まなかった自慢”。1994年、当時外務大臣だった彼が日中外相会談のためにバンコクに向かった際、
台風のため、飛行機が台湾の空港に緊急着陸した。その際、河野氏は、台湾政府を認めていない中国共産党に配慮し、機内から一歩も外へ出ませんでした。
おまけにバンコクで中国の外相に会うと、自らそのエピソードを披露、忠誠心をアピールしたのです」
彼が「媚中派」と蔑まれる所以だが、政治家を引退してからもその姿勢は変わらない。たびたび訪中しては、安倍首相の批判を展開しているのは周知のとおり。