AFPBB News@afpbbcom・9時間
マスク着用によって、害を及ばさない程度の少量のウイルスにさらされ、免疫反応が誘発
されると一部の研究者らは考えている。未証明のこの仮説は、マスク着用がワクチンを待
つ人々に免疫を与える助けとなる可能性を示唆している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3307163

8月に米医学誌「ニューイングランド医学ジャーナル(NEJM)」に掲載された最新の研究
論文によると、マスク着用によって新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)への感染を完全に
防げるわけではないが、吸入するウイルス量を減らせる可能性があるという。
論文の著者の一人、米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の感染症専門家モ
ニカ・ガンジー(Monica Gandhi)氏は、「今回の研究では、体内に入るウイルス量(接
種量)が多いほど症状が重くなるという仮説の上で、マスクを着用すると吸入するウイル
ス量が減り、不顕性(無症状)感染率が上昇すると考えている」とAFPの取材に語った。