内閣支持率、退陣表明後に異例の上昇 16ポイント増の50% 毎日新聞世論調査
9/9(水) 19:04配信 毎日新聞

安倍内閣の支持率は50%となり、8月22日の前回調査(34%)から16ポイント増加した。
安倍首相は8月28日、持病が再発したとして辞任を表明。退陣表明後に内閣支持率が上昇するのは極めて異例だ。
不支持率は42%で前回の59%から大幅に減り、支持率と不支持率が逆転した。

調査方法が異なるため単純に比較できないが、第2次安倍内閣の支持率は2012年12月の発足直後は52%で、13年3月には70%に達した。
15年に安全保障関連法の採決を強行した時期や17年に「加計学園」問題などで世論の反発を招いた際、
一時的に支持率と不支持率が逆転することはあったが、おおむね30〜40%台で推移していた。

しかし、今年4月以降、新型コロナウイルスへの対応で批判を受けたこともあり、5月23日の調査で27%まで落ち込み、その後も低迷が続いていた。