新党のせいでキシロー落選

抜粋
中村氏の強さの源泉の一つは公明党だ。公明は過去四回の選挙で永岡氏ではなく中村氏を支援・推薦し、自公の選挙協力の「治外法権」としてきた。
自民出身で「保守系無所属」の中村氏を永岡氏とともに国政に送り出すことは、地元にもメリットがあった。
だが、完全に野党に軸足を置くことになった中村氏を、公明は次期衆院選で支援しない公算が大きい。
前回一七年衆院選の茨城7区は、中村氏が七万八千票弱、永岡氏が六万三千票弱、共産党候補が一万八千票あまり。
中村氏の得票のうち「公明票」は二万票程度とみられ、この分が永岡氏に上積みされれば中村氏には厳しい闘いとなる。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/51404