「投了」しなかった玉木氏 崩れた「大きな固まり」戦略 2020.8.19

 野党第一党の立憲民主党と第二党の国民民主党との合流は、国民の“分裂”を招く事態となった。
政権交代の受け皿となる「大きな固まり」を目指した立民の枝野幸男代表だが、
国民の玉木雄一郎代表らが不参加を決めたことで、戦略に狂いが生じている。

 「将棋で言えば、すでに詰みだ。それなのに玉木氏は投了しない」
 合流協議がヤマ場に差し掛かっていた7月31日夜、枝野氏は周辺に自信ありげにこう語っていた。
立民は同月15日、双方が「対等」に解散する新設合併方式での合流を国民に提案。
両党の支持母体である連合の支援も取り付けた。
合流に前向きな平野博文幹事長らを国民側の交渉窓口にし、
30日からは新党の綱領策定などに着手していた。(以降有料記事)

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