宋永吉議員、外交官セクハラに「我々は男性同士でお尻たたく」 記事入力 : 2020/08/19 19:41

 国会外交統一委員長を務める与党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員が19日、
ニュージーランドの韓国大使館に勤務していた外交官A氏が現地の同性職員に
セクハラをした疑いが持たれていることに関連し「文化の違いもあると思う」と述べた。

 宋議員は同日、MBCラジオに出演し」「A氏に関する問題の解決の糸口は見つかったか」との質問に
「被害者は、加害者とされる領事(A氏)と親しかった」として
「われわれは、同じ男性同士でお腹もたたき合うしお尻もたたき合うもの」と説明した。
さらに「その男性にとっては気分が悪かったかもしれない行為」と述べた。

 宋議員は「私の妻も(被害者を)女性職員だと誤解していたが、
そうではなく40代半ばで身長180センチの男性職員」と説明した。
その上で「そのため(A氏が)警告を受けて減俸処分となったが、
今後状況をもう一度チェックしてみたい」として
「(ニュージーランドが要求している同国への送還は)やりすぎに思える」とも述べた。

 宋議員はまた「ニュージーランドは同性愛についてかなり開放的な所」として
「ご存じの通り、わが国にいる在韓ニュージーランド大使も男性だが、
自分の配偶者である男性を韓国に帯同させて勤務している」と述べた。
フィリップ・ターナー在韓ニュージーランド大使について述べたもので、ターナー大使は昨年10月18日、
青瓦台(韓国大統領府)で開かれた外交官の招待行事に同性の配偶者と共に出席した。

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