河野氏、西村氏、野田氏…相次ぐ不出馬 各派が続々と「菅氏支持」
9/1(火) 19:07配信毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad1dbcc0ab1911cb38c66bbe8f6c423e6c9eb2fc

安倍晋三首相の後任を決める自民党総裁選で、細田、麻生両派など各派が続々と菅義偉官房長官への支持を決めたのを受け、
立候補を検討してきた議員は続々と不出馬に追い込まれた。

西村康稔経済再生担当相(細田派)も1日の記者会見で出馬見送りを表明。「仲間と相談してきたが、私自身は今回立候補することはない」と語り、
「何より新型コロナウイルス対策に空白を作るわけにはいかない。与えられた職責をまっとうしていきたい」と述べた。

2015年、18年の総裁選で出馬を断念した野田聖子元総務相(無派閥)も1日、党本部で記者団に「非常に残念なことだが、今回の総裁選への出馬はしない」と述べた。
一方で「派閥でなければリーダーになれないという党ではなく、どんな人間でも志高く仕事に取り組めば報われることを見せたい」と語り、来年9月の自民党総裁任期満了に伴う総裁選に向け、準備を続ける意向を示した。

下村博文選対委員長(細田派)は8月31日、記者団に「私も菅長官をしっかりと応援したい」と明言。稲田朋美幹事長代行(細田派)も既に周囲に出馬断念の意向を伝えた。