野党、秋の解散警戒 後継選び注視 合流、選挙協力急ぐ 安倍首相辞任表明
8/28(金) 20:19配信毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c564cbf2e3c4d101f093a0ed8f910d79c79b06b

国民の玉木雄一郎代表は「後継総理が誰になるのかを注視したい。『ポスト安倍』の政策をどうするのか。
ただ『安倍内閣がだめ』は通用しなくなる。(野党にも)骨太の政策論や理念の提示がより求められる」と話した。

立憲の枝野幸男代表は28日、首相の辞任意向を受けて開いた緊急役員会後、
「安倍1強とされた政権が終わり、日本社会に大きなインパクトを与える。野党の責任は大きくなった」と記者団に語った。
衆院解散の可能性を記者団に問われると、「いつあってもおかしくない」と気を引き締めた。

野党連携の「大義」を整理し直す必要も生じる。例えば、野党は「安倍政権下での憲法改正に反対」で一致していた。
憲法論議に積極的な野党議員もいたが、安全保障法制で憲法解釈の変更を重ねた安倍政権への反発は、野党内で共通していたためだ。

枝野氏は周囲に「憲政の常道から言えば国民の審判を受けない総理はありえない。選挙だな」と緊張した面持ちでつぶやいた。