低空飛行「神風」論と「戦後日本外交の総決算」
https://blogos.com/article/348847/

韓国内のメディアでは、海自のP1哨戒機の低空飛行が「神風」を連想させる、という論調が広まったという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018123100088
日本人が何らかの水準の高度以下の飛行をすると、神風を連想させる威嚇にあたるので、否定されなければならない、というわけである。

陳腐な議論であり、論ずるに値しない。だが、このような論調は、問題視すべき社会的風潮の象徴として、むしろ国際的に取り上げていってもいいのではないか。
韓国政府の立場を覆すことはできないだろう。それだけに、国際的なアピールが大切になっている。

硬直した歴史観を悪用して振りかざす暴力的な言説には、国内外を問わず、抗していかなければならない。

韓国をいたずらに敵対視すべきではない。ただ、70年以上前に侵略戦争をしたことがあるのだから、
何を言われても曖昧にして黙っておくことが得策だ、といった発想では、21世紀の世界で、日本は生き残っていけないだろう。

安倍首相だけの問題ではない。与野党を問わず、日本外交をどうしていくべきなのか、真剣に考えるべき時だ。