台湾・東部でミサイル試験射撃 中国船、花蓮沖に出没
2020/08/20 17:27
http://japan.cna.com.tw/news/apol/202008200006.aspx

(台東中央社)国防部(国防省)傘下の研究機関、国家中山科学研究院が東部海域でミサイルの試験射撃を行っていた期間中、
花蓮沖に中国の情報船が出没していたことが分かった。軍関係者が20日、明らかにした。射撃データの情報収集が狙いとみられる。
同部の史順文報道官は「状況について把握している」とした。

同院は13〜14日と17〜18日に試験射撃を実施。この軍関係者によれば、台湾南東部の九鵬に位置する基地から北東部の宜蘭や東部の花蓮に向かって発射していた。
情報船は領海の基線から24カイリ(約44キロ)の外にとどまっていたため、駆逐の対象とはならなかった。19日以降、同船は徐々に離れていったという。