日本型の古い菌株のBCGワクチン接種は、死亡率の減少に寄与したのか
https://www.gentosha.jp/article/16128/

BCGワクチンの大もとは、パスツール研究所から分与されたウシの結核菌由来のもので、日本型とロシア型の菌株などは古い菌株になります。
たまたまそれが良かったのではないかといわれています。

日本とロシアの死亡率は低く、ロシア型を使っていた旧東ドイツ地域は、新型株のワクチンを使っていた旧西ドイツ地域より新型インフルエンザの死亡率は大幅に低く、
また、日本型を使っていたトルコは隣のイラン(西欧型の新しい菌株)よりも低死亡率だったという結果を見ると、古い菌株のBCGワクチンが有効だといえるのではないかともいわれています。

これは本来ヒトが持っている非特異的免疫を活性化するためと考えられます。