全国の平和資料館 4割近くが財政的苦境に 新型コロナ影響 2020年8月18日 22時57分

新型コロナウイルスの感染拡大によって、戦争や平和をテーマにした全国の資料館の4割近くが
入館料収入の落ち込みなどで財政的に厳しい状況に置かれていることが、
関係者で作る団体の調査で分かりました。調査にあたった専門家は「予想を超えた深刻な事態で、
若い人の助けを借りながら新しい方法を開拓することが重要だ」と指摘しています。

この調査は、平和資料館の関係者で作る団体「平和のための博物館国際ネットワーク」が
戦後75年の節目に合わせて行い、先月、全国の90の資料館に調査票を送ったところ、
6割余りに当たる57の施設から回答を得ました。(以下略)
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20200818/k10012572871000.html

>調査にあたった立命館大学国際平和ミュージアムの安斎育郎名誉館長は
>「予想を超えた深刻な事態で、このまま厳しさに負けて何もしないと本当に廃れてしまい、
>平和博物館としての社会的機能が果たせなくなってしまう。
>若い人たちの助けを借りながら新しい方法を開拓していくことが重要だ」と話しています。


>「平和のための博物館国際ネットワーク」
>立命館大学国際平和ミュージアムの安斎育郎名誉館長

ご挨拶 | 立命館大学国際平和ミュージアム
ttps://www.ritsumeikan-wp-museum.jp/overview/message/

>95年より国際平和ミュージアム館長、08年4月より名誉館長。
>平和のための博物館国際ネットワーク・諮問理事。南京国際平和研究所・名誉所長。