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最大野党支持率が与党上回る 前政権時の16年以降で初=韓国
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【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが13日に発表した政党支持率によると、
進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週比で1.7ポイント下落した33.4%、保守系最大野党「未来統合党」
が同1.9ポイント上昇した36.5%となり、未来統合党が今年2月の結成後初めて共に民主党を上回った。

保守系政党が共に民主党の支持率を超えるのは朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾に向けた動きが
本格化した2016年10月以降で初めて。

共に民主党の支持率は主要な支持基盤の南西部の光州市・全羅南道(47.8%、11.5ポイント下落)でも落ちた。
一方、未来統合党は支持基盤の南東部の釜山市・蔚山市・慶尚南道(48.5%、5.7ポイント上昇)、
ソウル市(39.8%、4.1ポイント上昇)など、ほとんどの地域で上がった。

年齢別では共に民主党は70代以上(21.8%、5.9ポイント下落)、50代(34.7%、5.1ポイント下落)の
支持率が落ちた。未来統合党は50代(41.1%、8.2ポイント上昇)、70代以上(49.4%、5.4ポイント上昇)、
20代(34.7%、5.1ポイント上昇)で支持率が伸びた。

 また、共に民主党は支持基盤の革新層からの支持率が55.4%と3.9ポイント下落した。
未来統合党も保守層からの支持率が59.7%と3.5ポイント落ちたが、革新層からの支持率
が16.9%と5.1ポイント上昇した。

リアルメーターは中道層で差が広がったことが最も大きな影響を与えたと分析した。
中道層の支持率は共に民主党が0.7ポイント下落した30.8%、未来統合党は2.2ポイント上昇した39.6%だった。

一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より0.6ポイント下落した43.3%となった。
不支持率は0.1ポイント上昇の52.5%だった。 

調査はTBSの依頼を受け、10〜12日に全国の成人1507人を対象に実施された。