0694日出づる処の名無し
2020/08/12(水) 09:41:36.87ID:SuxYTdgwhttps://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20200812-00192828/
玉木代表が主張する分党方式は、「希望の党方式」だ。これによると、国民民主党は立憲民主党との合流組と非合流組に分かれるが、
非合流組が事実上の国民民主党の後継政党となる余地が出てくる。すなわち国民民主党の財産の多くを受け継ぐことになる。
しかしそれでは、立憲民主党と合流組が承知しないだろう。
立憲民主党にすれば、国民民主党の保有財産をそっくり頂かずして、比例区の議席を奪われるかもしれない合流組を受け入れるわけにはいかないからだ。
案の定、玉木代表の会見の後に泉健太政調会長がぶら下がりを行い、「玉木代表の分党案は役員全員が合意していない」と反論。
また綱領案に消費税減税など政策が反映されなかった点についても、「玉木代表の指示がなかった」と述べている。
だが玉木代表は常に「綱領は政策の裏打ちがなければならない」と述べてきた。そもそもどんな政策を重視する政党なのかを明らかにしないで、新党結成は可能なのか。
執行役員会で採決はとらなかったものの、「メンバーひとりひとりの意見を聞いて、過半数は分党に賛成だと確信した」と玉木代表は筆者に述べている。
また同党のある議員からは、「9名の役員のうち、5名は分党に賛成のはずだ」との証言も得た。そもそも意見が分かれるから分党するのだ。
一方で反対派は力づくででも分党を阻止したかったのだろう、記者会見を開こうとした玉木代表を羽交い絞めにしている。
最大の問題は玉木代表に何人の議員が付いていくかだが、玉木代表自身は「10人ほどだろう」と推測する。