運営法人 慰安婦被害者施設に寄付金のわずか2%=韓国自治体調査団 2020.08.11 14:04

【水原聯合ニュース】韓国・ソウル近郊の京畿道広州市に所在する旧日本軍の慰安婦被害者の
支援施設「ナヌムの家」が、多額の寄付金を集めた後、被害者のためには直接使わず、
その多くを土地購入に使ったり建物建築用に積み上げたりしていたことが分かった。
京畿道の官民合同調査団が11日、道庁で記者会見を開き、調査結果を発表した。
ナヌムの家の寄付金流用疑惑などを受け、調査団は7月、社会福祉法人としてのナヌムの家と、
被害者の共同生活施設としてのナヌムの家、その併設施設に対する調査を実施していた。(以下略)
ttps://jp.yna.co.kr/view/AJP20200811002000882

> 寄付金はナヌムの家の法人の口座に入金された。約88億ウォンのうち、
>被害者が生活するナヌムの家の施設に送られたのはわずか2.3%の2億ウォンで、
>それも被害者のための直接経費としてではなく、施設運営用の間接的な支出がほとんどだったという。
> 法人は一方で、土地購入やナヌムの家生活館の増築工事、遺物展示館と追悼館の新築費、
>追悼公園造成費などに約26億ウォンを使用した。残りの寄付金については、理事会の会議録と
>予算書を見るところ、国際平和人権センターや高齢者施設建設などのための蓄えにしたとみられる。

> 施設で暮らす被害者に対しては心理的な虐待があったことが分かった。法人の職員である付添人は
>「ハルモニ(おばあさん)のこと、捨てに行っちゃうよ」「怒るよ」などと言葉の暴力をふるった。
>意思疎通や体を自分で動かすことができない重症患者に対しこうした行為が多かったという。
> 被害者の暮らしと名誉回復のための活動の記録も放置されていた。ナヌムの家への入居と退去の
>名簿管理を怠り、被害者の絵や写真、市民からの励ましの手紙などを無造作にビニール袋などに入れて
>ベランダに投げ出していた。この中には国家指定記録物に指定された資料もあった。