吉村知事「ヨードうがい薬」会見を『ミヤネ屋』に事前漏洩!
出演者のテリー伊藤が「会見の1時間半前に知った」「インサイダー取引できた」 2020.08.10 10:56

 大阪府の吉村洋文知事が「ポビドンヨードが新型コロナに効く」とぶち上げたことで起こった
“うがい薬”騒動。行政のトップがずさんな実験による不確かな情報を大々的に喧伝し、市場の混乱と
健康被害の危険性をもたらしたことに批判が集まっているが、さらに、重大な疑惑が浮上した。

 周知のように、吉村知事の発表によって、ポビドンヨードを含むうがい薬を取り扱っている
塩野義製薬や明治ホールディングスの株価が跳ね上がったが、
じつはこの発表にインサイダー取引につながりかねない事前漏洩があったようなのだ。

 それが判明したのは昨日9日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS)でのこと。“うがい薬”騒動を
取り上げたなかで、コメンテーターのテリー伊藤が「ちょっといいですか」と言うと、こんな話をはじめた。
「僕、じつはですね、この発表するときにですね、『ミヤネ屋』に出てたんですよ。
で、それで、じつはこの話をですね、1時間半ぐらい前に知ったんですね」
「ってことは、これをいま買っておけばいいなと思って。
場合によってはこれね、薬メーカーの株価もかえるなっていうふうに、
一瞬、頭も入ったんですけど、それを止めたんですよ。それちょっとインサイダー取引みたいな感じで、
僕の立場でそれやると申し訳ないなと思ってやらなかったんですけども」

 吉村知事が会見を始めたのは4日14時20分ごろ。その会見で、吉村知事はこう述べていた。
「情報が漏れたらいけませんから、非常に少ない範囲、
ここにいる松井市長と僕と、藤井(睦子・大阪府健康医療部)部長と
松山(晃文・大阪はびきの医療センター次世代創薬創生センター長)先生と、
はびきの(医療センター)のみなさんくらいしか、この情報は共有はしていません」

 しかし、実際には、吉村会見の1時間半前に、テリーにその情報が伝わっていた。
テリーは、自身が語っているようにこの日、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に出演している。
テリーが「情報を知った」という「吉村会見の1時間半前」というのは『ミヤネ屋』の本番が始まる少し前、
つまり、テリーは『ミヤネ屋』の楽屋か打ち合わせの席でこの話を聞いたということなのだろう。(以下略)
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