「福島汚染水、放流でなく60年貯蔵すればトリチウム97%消える」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2020.08.07 15:38

福島原発事故地域に保管中の放射性物質汚染水を海に放流するよりも
60年間保管することを検討すべきだという指摘があった。
取り除くことができない放射性物質のトリチウム(三重水素、H3)は
半減期が短いため60年経過すれば97%消えるからだ。

米ウッズホール海洋研究所のケン・ブセラー博士は7日(現地時間)、
科学ジャーナル「サイエンス」の寄稿「福島の放流」で、
福島原発事故汚染水を海洋に放流するという日本政府の方針に対して問題点を指摘した。(以下略)
ttps://japanese.joins.com/JArticle/268977

>ブセラー博士は「トリチウムは半減期が12.3年であり、60年間保管すれば
>トリチウムの97%が崩壊する」とし「60年間に貯蔵量は現在の4倍に増えるだろうが、
>汚染水保管地域を他の地域にまで広げて保管すればよい」と提案した。

>ブセラー博士は2011年の東日本大地震の福島原発爆発事故当時から
>放射性物質の海洋拡散を研究している。ブセラー博士は2011年6月から専門家チームを構成し、
>原子炉で生産されたセシウム(Cs)134とセシウム137が黒潮海流に沿って移動する過程を
>追跡するために最初の国際研究クルーズを実施した。また、北米太平洋沿岸で
>放射性物質の移動をモニタリングする米国・カナダの市民科学者ネットワークを構築した。