米、台湾への大型ドローン販売で交渉 米中対立さらに激化も
Reuters Staff ワールド 2020年8月7日 / 01:03 / 15分前更新

[ワシントン 6日 ロイター] - 米政府が台湾に大型の高性能ドローン(無人機)少なくとも4機を
販売することで交渉していることが、複数の米国の関係筋の話で明らかになった。
実現すれば米中間の緊張が一段と高まる恐れがある。

米国が販売を交渉しているのは「シーガーディアン」ドローン。
航続距離は6000カイリ(1万1100キロ)と、
台湾が現在所有しているドローンの160カイリを大きく上回る。

関係筋によると、ドローン4機と関連設備、トレーニングやサポートなどを含めた
販売総額は約6億ドルになる可能性がある。

台湾は中国の脅威が増大していることを受け、軍備を増強。
ただ関係筋は、ドローンに武器を装着した状態で販売することを
米政府が承認したかは分からないとしている

台北駐米経済文化代表処(台湾外交部の代表)からこの件に関するコメントは得られていない。
米国務省報道官は「防衛装備品の販売などについて、
議会に正式に通知する前にコメントを行ったり、確認したりすることはない」と述べた。

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