東京都がコロナ感染「特別警報」を継続、13日は206人が新規感染
8/13(木) 14:38配信Bloomberg
https://news.yahoo.co.jp/articles/58500127246bdc61cd18ac6c1863ccbd01fbee97

都は重症者用の病床を100床確保しているが、13日時点で治療中の重症者は21人で前日と同人数だった。
重症者数が前週から横ばいで推移している状況について国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は、
4−5月の第1波と比べ、高齢者など重症化リスクが高い人への感染が広がっていない可能性があると指摘した。
医療機関で高齢者施設などでの感染防止策の徹底で、大きなクラスター(感染者集団)が発生していないことや、
感染リスクが高い場所に行かないなど高齢者らが行動を変化させていることも背景にあるとした。

大曲氏は、これらの要因に加え、ウイルスの「弱毒化」の影響についても「十分あり得ることだ」との認識を示した。
また免疫を持つ人が増加する「集団免疫」の形成によって「徐々に発症しても軽症化していく」可能性に関しても、「十分考えられる話だ」と述べた。
ただ、こうした見方については、「もう少し、具体的な事実を見ながら科学的に検討し、判断するというのが慎重な態度だ」とも語った。