AIを活用!中国式コロナ対策
https://www.nhk.or.jp/ohayou/biz/20200717/index.html
https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/2020_0717.html

中国では、新型コロナウイルスの感染防止の対策として、監視カメラのシステムで使われているAI=人工知能の技術を活用しようとしています。

“顔認証技術”で高精度に検温 日本などにもシステムを輸出
いまや中国で当たり前の光景になった、自動で体温を測定するシステム。中国全土で、さまざまな分野から企業が開発に参入しています。
この企業の体温測定システムは、培ってきたAIの分析技術を応用し、カメラがビルの入館者など一人一人を認識して、体温を測定。入館者の顔の情報をあわせて管理することもできます。

このシステムはすでに、東南アジアや中東、日本にも輸出されています。岐阜県の学校も6月に導入しました。
学校では、将来的にこのシステムを生徒の出席管理にも活用したいと考えています。

通信機器大手のファーウェイも、AIを使った感染防止システムの開発に乗り出しています。
団地など地区全体の人の動きをまるごとAIで管理しようという構想。監視カメラやセンサーが収集した情報に加え、感染防止につながるあらゆるデータをAIが分析します。
管理するエリアでマスクをしていない人がいれば、画面上に赤の枠で表示。多くの人が集まる「密」な場所が生まれると、AIが即座に特定し、システムの管理者に通知され対応を促す仕組みです。