※宮古島もしくは石垣島に契約した素晴らしい性能の米国製レーダーを設置することで、海自の負担を軽減し陸自に警戒監視の一部を任せるのです。

奄美・宮古島に配置された陸自部隊、その力量とは?
2019年03月30日
https://newswitch.jp/p/17074

尖閣諸島をはじめ南西諸島は無人島を含む島がほとんどで、人を置いた警備は難しい。
兵力に勝る中国がどこか1島に上陸し、コンクリート陣地やSAM、レーダーなどで防備を固めたら、再び取り返すのは至難のわざになる。
相手が防備を固めないうちに素早く対処するカギは、現場までの距離と即応能力だ。

有事に直ちに対抗措置を取るには、部隊が近くにいる方が圧倒的に有利。距離が近ければ相手が防備体制を固めないうちに反撃できる。
沖縄本島と与那国島に宮古島、奄美大島が加わることで空白地帯を埋め、対応能力が高まる。

初動対応はもちろん、本土からの応援を待たずに独自に反撃できる能力も持たせられれば、防衛体制はより堅固になる。

宮古島部隊は当初が約380人、最終的には700―800人に増える予定。奄美大島部隊は約550人だ。
宮古島と与那国島の中間にある石垣島にも警備部隊や中距離SAM部隊の配備計画が進んでいる。

空白地帯だった南西諸島の警備が、これで大幅に改善する見通しだ。