※読売のデスクと私は気が合いそうですね。イージスアショアの契約済みの宮古島に配備すればいいですよ。イージスアショアのレーダーで中国の巡航ミサイルを察知してデータリンクして日米共同で迎撃するのです。
 宮古島にレーダーを配置するだけで、海上自衛の(警戒監視活動の)負担軽減になります。

ミサイル防衛 攻撃力の進化に備えを強めよ
2020/08/10 05:00 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200809-OYT1T50223/

北朝鮮は、変則的な軌道の弾道ミサイルを繰り返し発射した。中国は、音速の5倍以上で飛行する高性能兵器を開発している。現在の防衛体制で、こうした最新兵器に対処するのは難しい。
日本に被害が及びそうな場合、ミサイル拠点を攻撃する選択肢を持つことは妥当だ。武力攻撃に着手した国に対する自衛の措置は、国際的にも認められている。
日本は専守防衛を掲げ、自衛隊は防御に徹し、攻撃力は米軍に依存する、という役割分担を維持してきた。脅威の増大を踏まえ、日本が米国の役割を補完することは抑止力を高めよう。
自衛隊は米軍と協力し、ミサイルに関する情報収集体制を整えることが不可欠だ。島嶼とうしょ防衛用に導入する巡航ミサイルなどの活用も視野に入れるべきである。

財政の制約も軽視してはならない。政府は既に、イージスアショアの配備費用として米国に200億円近くを支払った。
契約済みのレーダーなどを無駄にせず、運用する道筋を探ることが大切だ。