再生エネルギー「神話」の崩壊! 脱原発で頭を抱えるドイツの現状
火力発電所の増殖、そのうえ電気代はフランスの2倍に
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/44833

太陽光発電が増えれば原発も火力も要らなくなると思っている人は、ドイツにも日本にもたくさんいるが、それは大間違い。
実情は、一歩先を行っているドイツを見れば、よくわかる。太陽光と風力が爆発的に伸びた結果、火力が増えてしまった。
さらに、これからは原発も止めていかなければならないので、今、新たな火力発電所を10基以上も建設している。

もし、本当に原発1基分の電気を太陽光発電で賄おうとすれば、山手線の内側とほぼ同じだけの面積(58万㎢)が必要になる。
脱原発して、その分を再エネで代替するというのは、口で言うほど簡単ではない。

実際にはメガソーラーは、夜はもちろん、雨の日も曇りの日も発電が全くできないか、あるいは少なくなるので、稼働率は12%ぐらいだ。
このメガソーラーがすでにたくさんできてしまったのが、ドイツだ。しかも、ドイツは日本ほど太陽が出ないので、稼働率は9.5%(13年)、10.5%(14年)と、さらに低い。