>>377

米国の場合は中国が発展すれば民主化されるという、そこで思考停止になってしまってることが今の事態を招いてます。

「韜光養晦」(とうこうようかい)という国家戦略は習近平さんが作り上げた戦略ではなく、
ケ小平さんが国力が整わないうちはおとなしくて本性を隠しておきましょうという作戦を今の中国指導者が引き継いだだけです。

習近平さんが就任直後に口にした「強中国夢」は韜光養晦の中国の進捗状況を発表したにすぎません。
中国共産党はやがて覇権国家になるという野望を、経済力と軍事力で成し遂げようとしてるのです。

「韜光養晦」は光を韜 (つつ) み養 (やしな) い晦 (かく) す。4文字熟語になれてる日本人は漢字の知識もあるのですぐに理解できます。実に分かりやすいです。
前川元次官が堂々と宣言してましたけど、面従腹背で反逆するやり方は「韜光養晦」そのものです。

中国共産党は「韜光養晦」を捨てることはないので、自由主義陣営(自由な民主主義社会)の日本が資本共産主義の中国と対立するのは仕方ないですね。
チベット、ウイグル、内モンゴルなどにおける植民地支配、収奪をしてる中国と今の日本はあまりにも異なる国家です。

歴史的にみるのであれば、中国の「韜光養晦」は、特に一帯一路などは、一昔前の資本主義国家の収奪経済的な構造であると言えますね。

※ただし、アフリカ諸国が中国寄りなのは欧米諸国も収奪経済的な構造であったために、中国も欧米もアフリカ進出・再開発・資源争奪の点では大差ないと捉えてるのだと思います。