ナポレオン妃の像破壊 反差別活動家ら―マルティニク 2020年07月27日21時04分

 【フォールドフランスAFP時事】カリブ海のフランス海外県マルティニク島で26日、
人種差別に抗議する活動家らが皇帝ナポレオン妃ジョゼフィーヌの像を破壊した。
活動家らは先週、当局が同日までに像を撤去しなければ、破壊すると警告していた。

 ジョゼフィーヌは同島の裕福な家庭に生まれ、後にナポレオンの最初の妻となった。
ナポレオンは1802年、フランス革命時に廃止されていた奴隷制度を仏植民地で復活させた。
ジョゼフィーヌの像は30年近く前に頭部が切り落とされたが、修復されないままになっていた。

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