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NHK版。

ロシア プーチン大統領 海軍戦闘能力の増強方針 2020年7月27日 9時11分

ロシアのプーチン大統領はロシア海軍の戦闘能力を増強する方針を強調し、国防省が試験発射に
成功したと発表した海上発射型の極超音速ミサイルなどの配備を念頭に置いたものとみられます。

ロシアのプーチン大統領はロシア海軍の日にあたる26日、サンクトペテルブルクで演説し、
「最先端のデジタル技術や世界に類を見ない極超音速兵器などを広く導入することで、
戦闘能力の向上が達成される」と述べ、海軍の戦闘能力を増強する方針を強調しました。

この日、ロシア国防省は音速の5倍以上の速さで飛行する極超音速兵器のうち、
海上発射型のミサイル「ツィルコン」の試験発射に成功したと発表しました。

極超音速兵器はアメリカのミサイル防衛システムも突破できるとされ、プーチン大統領の発言は
このミサイルを潜水艦などに配備することを念頭に置いたものとみられます。

一方、ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領は今月23日、
アメリカとの核軍縮条約「新START」の有効期限が来年に迫る中、
トランプ大統領と電話会談を行い、軍備管理の問題を徹底して議論したということです。

ロシアとしては財政上の負担が重い軍拡競争が本格的に始まるのは避けたいのが本音とみられ、
軍備の増強を誇示することによってアメリカをけん制し、
核軍縮の協議を進めたいねらいもあるとみられます。
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20200727/k10012534051000.html